日本ビジネスシステムズ株式会社 様

執行役員
エンタープライズ事業統括

安田博一

受講プログラム:

  • 実践型リーダーシッププログラム(LSP)

インタビュームービーINTERVIEW MOVIE

実践型リーダーシッププログラム(LSP)を受講していかがでしたか?

個人的に学びやインプットはとても好きなので、これまでもビジネス書を読んだり、様々なセミナーを受けたりしてきました。でも、ロジカルシンキングだけを学ぶなど、ある領域に特化した教育を受けるプログラムとは性質が異なり、LSPはまず自分の考え方や価値観を整理して言語化することから始まります。そこにどんどん課題を重ねていき、最終的には実務に生かせるフレームワークを学んでいきます。1本大きな筋が通ったプログラムをワンストップで受けられるというのはとても斬新でした。また、自分の考えを整理しながら進められるので、自分の実践しやすい形に落とし込むことができたと思います。

自分の考えを整理し、体系化し、言語化することは非常に大切です。体系的な仕事のやり方自体を身につけることはできると思いますが、ベースになるのは、自分の価値観やなりたい姿。そこがしっかりわかっていると、武器の取捨選択が変わってきます。小手先のスタイルではなく、自分の武器として身につけていくには、自分自身の価値観を伴った形で実践していくことが重要。LSPでは、まず「自分自身と向き合う」ことを徹底的に行いました。プログラムのスタート時に、自分の考えを掘り下げていくプロセスがあるためです。本当にこう思っていたのか、それをどう解釈してきたのか、本当にその解釈で合っているのかといったことを自問自答するのですが、ここまで時間をかけて行ったことはなかったので、とても大きな経験となりました。

ご自身の課題や問題点がどのように改善していきましたか?

受講当時、私はチームを持ち、多数のメンバーを組織として運営していく立場でした。でも、1対nの関係でnが多数になればなるほど、時間も限られているため、こなす仕事が多くなってしまっていたんです。LSPでは、私の中で課題だったことを大きく改善することができました。「仕事をこなす」のではなく、結果を出すために全体を理解し、最適な方向に進めていくということに、一つひとつ丁寧に取り組めるようになったと感じています。チームにおいて自分と相手が何を考えているかしっかりと向き合うようになると、やはり伝わる部分はかなり違ってきます。一人ひとりに対して必要な対応ができるようになりました。

当時はロボットではないですが、正論を当たり前に言ってスマートに仕事をする人だと思われていたようなんです(笑)。LSPの受講以降、「人対人で仕事をしている感じが出ましたね」と言われてとても嬉しかったのを覚えています。自分では人間くさくなったのかなと思います(笑)。

そして、自分自身が極端に変わったと感じるところがあります。まず学んでそれを実践、振り返って内省、修正しレベルを上げていくというPDCA(プラン→ドゥー→チェック→アクション)のサイクルが仕事の基本的なスタイルになったのは、このプログラムがきっかけです。これは私にとって非常に有意義なことでした。受講して7年経ちますが、当時からどんどん練度を上げている実感も持てていますし、しっかりと自分の武器になっています。

プログラムを通して印象的だったことはありますか?

講師の方の熱量です。受講当時、私は部長職の中でジョブディスクリプションが大きく変わり、これまでやってきたことが武器として使えず、この先やるべきことが不明瞭で、いわゆる「キャリアに悩んでいる」状態でした。学ぶべきことがストレートに入ってこないコンディションだったわけです。講師の方はそんな私を細かく観察し、どのような状態かによってその都度学びの合いの手を入れてくださいました。私が悩んで立ち止まっているのであれば「この方向に行けばいいのでは?」、選択肢で悩んでいるのであれば「一歩下がって考えてみたら?」という具合に。講師と受講者という関係を大きく超え、一人ひとりを深く丁寧に見てくださっていたのだと思います。アドバイスをいただくと、霧が晴れたように「自分が今、何を学ぶべきか」が明確に見えてきて、プログラムの主旨と自分の状況にギャップをほとんど感じることなく集中することができました。

プログラムの受講をお勧めするポイントは何ですか?

多くの部下を持って組織を運営するリーダーの方々にぜひお勧めしたいです。自分の価値観を整理し、それを実務に生かすトレーニングをすることで、チームのメンバーに対して発信する言葉そのものに自分の思いをのせることができるようなります。これは聞く側にとても伝わりやすい。表面的な言葉だけを伝えても、大勢の人たちの価値観は統一できません。リーダーである自分が本当に思っていることを表現し、チームを動かす原動力を持つことで、チーム全体としてとてもよい雰囲気を作りながら、自分自身や組織を継続的な成長に導くことができると思います。

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